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10月の本

「直江兼続」 上・下 黄金寅森/著
定価:1,470円 (本体 1,400円) 


仙桃院(謙信の姉)に見出された樋口与六は、景勝の近習として次第に頭角を現していく。「御館の乱」を乗り切った二人は越後再統一を果たすが、中央の戦雲が忍び寄る……。家康が恐れた男の波瀾と苦悩を新たな視点で活写する。大河ドラマには現れない真実を見事に描ききる! 義に生き、さわやかなまでのその生涯。09年大河ドラマ主人公を英雄視することなく、義に生き、後半生は民政に力を注ぐ、直江兼続の等身大の姿がここにある。


会津国替えとなった上杉家は、家康を脅かし、「直江状」によってついに戦端を開くが、戦いは幻に終わる。兼続対家康の直接対決は実現しなかったのである。そして関ヶ原の戦いの後、上杉家は謙信の遺体を入れた甕とともに米沢に入る。石高が四分の一に削減されたとはいえ、上杉家は残った。──兼続の後半生は上杉家・米沢藩を盤石にするためにあった。優れた民政家となるべく苦悩する兼続。新たな視点で活写する大河ドラマには現れない真実。

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